カードローンと聞くと消費者金融を思い浮かべるものですが、最近では低金利で高限度額となる銀行のカードローンが人気となっています。銀行だからと言って手続きに時間がかかるわけではなく、中には最短即日融資も可能とする銀行もあるほどです。
申し込みは多くのカードローンでネットでの来店不要手続きが行え、契約に関してもWeb上や郵送で来店不要で完結するところもあります。急ぎの場合には別の手続き方法を用いることで平日だけでなく土日の最短即日融資も可能となる銀行カードローンもあるので、金利負担を抑えたい方も早くに借りたい方も、銀行カードローンなら希望通りの借り入れが利用できるようになっています。
また、一部の銀行では配偶者に安定した収入があれば専業主婦の方でも一定額まで借りられるので、配偶者に内緒で少しのお金を借りたい方、安心して利用したい方にも銀行のカードローンは適しています。
銀行の数だけカードローンの商品もあるため、銀行で借りるとしてもどの銀行を利用するかを決めなければなりません。大手の銀行でもネット銀行でもカードローンは提供されており、さらには各地方銀行でも個人向けのカードローンサービスがあります。
地方銀行の場合には利用ができる地域が限定されている場合があり、地元の方のみが利用対象となるカードローンも少なくないため、地方銀行のカードローンを利用する際には対象となる地域や利用条件はしっかりと確認をしなければなりません。
大手銀行やネット銀行であれば日本全国どこでも対応をしているので地域に関しては気にする必要はありませんが、地方銀行のカードローンの場合には注意が必要となります。
銀行のカードローンは金利や限度額、安心感の面で強くなりますが、その分だけ消費者金融と比べて審査の基準が厳しくなってしまう欠点もあります。アルバイトやパートの方などは、銀行カードローンに申し込みが行えても審査に通過ができるかとなると難しい部分があるため、状況によっては銀行ではなく消費者金融での借り入れを考える必要が出てきます。
いくら銀行カードローンが金利や限度額に優れるとは言っても、審査に通過をして借りられないと意味がありません。審査に通らなければ元々の目的となるお金の調達すらも達成できなくなってしまうので、カードローンの利用先を選ぶ際には審査基準も含めて銀行で良いのか、それとも消費者金融を使うのかを決めなければならないのです。
消費者金融は銀行に比べると金利が高くなるデメリットはありますが、早さや手軽さでは勝っていると言えます。契約機を利用した土日の最短即日融資も大手の消費者金融なら対応をしており、さらには大手であれば比較的安心してカードローンの利用ができるので、初めて借りる方も以下の大手の消費者金融なら安心です。
カードローンの利用は担保も保証人も不要となるため、信用が重要なポイントとなります。信用情報機関に登録されているクレジット履歴を重視した審査となり、信用情報に問題があるとカードローン審査にも悪影響が出てしまいます。
過去の返済のトラブルや債務整理履歴は言うまでもありませんが、それ以外に見落としがちなのが「申し込み履歴」です。多くの信用情報を取り扱うCICでは、申し込み履歴を半年間記録していますので、多くのカードローンに申し込みをすると履歴が複数残ってしまいます。
多くの履歴があればそれだけカードローン審査では不利になりますので、同時に何社も申し込むのはもちろん、短期間で複数のカードローンに申し込んでしまうと、審査を受けるたびに通りづらくなり、そのうちどこからも借りられなくなる可能性があります。
カードローンはあくまで借金であるために借りれば返済の必要があり、返済時には借りた金額や期間、金利に応じた利息の支払いもしなければなりません。限度額があるからと無駄遣いばかりして借りすぎてしまうと、返済が思ったよりも大きな負担となり、生活に支障が出る可能性があります。
余計なカードローン利用はしないようにし、必要な金額を必要である期間だけ借りるようにすれば、借りた日数分に応じた利息計算となるカードローン契約においては、返済負担を軽減できるようにもなります。
借りる前の計画性が重要となり、毎月の最低返済額の入金だけで満足をせず、なるべくなら上乗せでの支払いの進めていけるようにすれば、カードローンは効率的に返済ができるのです。
だらだらと借りてだらだらと返済をするのがカードローンで最も良くない利用方法ですので、必要なら必要な分を借りる、必要ないなら今は借りないとスパッと決める決断力も必要となります。