現金を借りるカードローンとクレジットカードは、似て非なるものです。

大人になると欲しい物の一つにクレジットカードがあります。それまで現金でだけしか買い物をしていなかったのが、クレジットカードがあれば世界が変わります。必要な時にカードでの支払いができるので、財布の中身の現金を気にせずに買い物や食事ができます。急な出費が増える社会人なら一枚は持っておきたいカードです。

ただし、クレジットカードの審査は年々厳しくなっていて、昔とは事情が変わってきています。昔はデパートなどでクレジットカード勧誘の話も頻繁にあり、誰でも簡単に持てるイメージでしたが、審査が厳しくなった今、持ちたくても持てないという人も増えています。

一方で利用者が増えているのがカードローンです。こちらも審査はありますが、クレジットカードほどは厳しくないのでこちらで代用する人も多いです。カードローンもクレジットカードの代わりとして十分役に立つカードです。

直接買い物をカードで行うわけにはいきませんが、カードローンでは現金を直接引出せるので十分代用できます。今は銀行まで行かなくても、コンビニのATMから借入れできるのも当たり前になっています。

お金が必要なら最寄りのコンビニでさっと引出せばいいのでそれ程手間もかかりませんし、急な出費にも対応できます。返済も同じく簡単ですし、余裕のある時にはまとめて返済することもできます。

代用として十分なカードローンですが、クレジットカード特有のメリットもあります。特にポイントです。

クレジットカードのメリットは、利用に応じてポイントが貯まる点です。特に携帯や公共料金などの支払いもクレジットカードにしてしまえば、ポイントはたくさん貯まります。カードローンでは残念ながら、そのカードローン独自のポイント位しか貯まりません。

また、クレジットカードの特典である、海外旅行の保証や空港のラウンジ利用などは、カードローンは対応していません。これらの機能がどうしても欲しければ、やはりクレジットカードの方を選ぶべきでしょう。

ただし、それでもカードローンの利用は無駄にはなりません。カードローンの利用で実績を積むと、クレジットカードの審査に影響してきます。頻繁に借入れを繰り返せばクレジットカードの審査に通る可能性が高くなるのです。