Webで完結できる申し込み

スルガ銀行グループのカードローンサービスとなるダイレクトワンは、Webで申し込みが完結できるようになっています。パソコンかスマートフォンからの申し込みであれば来店も郵送も書類への記入も不要で、契約完了後は自宅にカードが送付されるために手間がかかりません。

ダイレクトワンは静岡県を中心とするスルガ銀行のグループとなる消費者金融ではありますが、利用にあたっては対象地域は限定されていません。静岡県外の方でも年齢や安定した収入などの利用条件を満たす方であればWebでの申し込みが可能となっているので、日本全国どこからでも申し込みが行えます。

契約の際にスルガ銀行の口座が必要になるといったこともなく、ダイレクトワンのカードを受け取り後はコンビニなどの提携ATMでの借り入れや返済が行えます。カードローンのために限度額内での繰り返しの利用もでき、困ったときには頼れるサービスとなっています。

金利上限が少し高い

ダイレクトワンは大手の消費者金融と比べると、金利の上限が実質年率20.0%と少し高くなっています。プロミスは17.8%、アコムは18.0%と大手の消費者金融では上限金利が18.0%以下となりますが、ダイレクトワンは20.0%となります。

金利が高いと返済の際の利息負担が大きくなってしまいますが、20.0%の金利が適用されるのは10万円を下回る金額で借りる場合のみです。10万円以上の契約時には18.0%までの金利と法律で決められているので、いくらダイレクトワンの金利が上限で20.0%であるとは言っても10万円以上の契約であれば上限金利は18.0%となります。

少額の限度額での契約となれば20.0%の適用となる可能性はあるものの、そもそも少額の借り入れであれば金利による負担もそこまで大きくはなりません。割合で考えれば大きいのは事実ですが、かかる利息の額として見ればそこまで大きな金額にはならないのです。

例えば、5万円を20.0%の金利で15日間借りたとすると、発生する利息は410円です。少額の借り入れなら利息の支払いは増えないため、利息の金額だけで見るなら20.0%の金利だとしても負担はある程度は抑えられます。

上限金利が高いからこその基準

他の消費者金融と比べると高い上限金利20.0%となるダイレクトワンは、金利水準が高い分だけ審査基準が大手とは異なる内容となっています。今現在の返済ができていない方、総量規制を超える借り入れを重ねているといった方はさすがにダイレクトワンでも審査通は難しいですが、現状に問題がないのであれば、大手ではNGとなるとしてもダイレクトワンなら借りられる可能性があります。

代表的な内容が、過去に過払い請求をしている方への融資です。ダイレクトワンでは過去に過払い請求をしている方であっても、今現在の収入や借り入れの状況に問題がなければ、申し込みも審査も契約も可能となっています。

過払い請求をしているからといって今現在の返済能力が劣るわけではなく、アルバイトやパートであるとしても安定した収入を得ていて、他社での借り入れがあるとしても多すぎない範囲であれば、ダイレクトワンなら借りられる可能性があります。

もちろん過払い請求をした後の状況が悪い、トラブルを抱えているとなると難しい部分もありますが、過払い請求によって大手消費者金融や銀行カードローンの審査に悪影響が出てるといった場合には、ダイレクトワンへの申し込みを考えてみる価値があります。

過払い請求後は大手では借りにくくなる

過払い請求は信用情報では事故情報には該当しないため、過払い請求をしたからといって信用情報機関に何らかの履歴が残るわけではありません。しかし、過払い請求を行った情報は各消費者金融で独自に情報を保有している場合があり、完済後の過払い請求であるとしても再び申し込みを行っても借りられない場合があるのです。

全国の提携ATMで利用可能

パソコンかスマートフォンから行えるWebで完結する申し込み完了後は、自宅宛にカードが届けられます。受け取ったダイレクトワンのカードは全国の提携ATMで利用ができ、以下のコンビニや金融機関のATMで借り入れや返済が行えるようになっています。

スルガ銀行の店舗が近くになくても、多くのコンビニや金融機関が提携ATMとなっているので、スムーズなカードローン利用が可能です。ただし提携ATMでカードを使う際には利用金額によって手数料がかかるため、手数料負担にだけは気をつけておかなければなりません。

一度あたりにかかる手数料は1万円以下の利用で100円と消費税、1万円超の利用で200円と消費税とそこまで大きな金額ではありませんが、限度額内で繰り返し利用が行えるダイレクトワンのサービスでは、何度も利用をすると手数料総額が膨れ上がってしまう可能性があります。

なるべく無駄な借り入れを控えるようにし、必要なときに必要最少額の金額を借りるようにすれば、手数料や金利の負担を抑えつつダイレクトワンのカードローンが使えるようになるでしょう。

ATMでの借り入れではなく、契約後の電話による口座振り込みの借り入れであれば利用手数料はかかりません。ただし振り込みによる借り入れは当日中の扱いとなるのが平日の13:00までの受付分に限られるので、時間外の振り込み手続きは翌営業日扱いとなってしまう点に注意が必要です。

毎月の返済は4,000円から

借り入れ後に行うダイレクトワンの返済は、借り入れの残高によって毎月の約定返済金額が変わるようになっています。最低額は10万円以下利用時の4,000円の返済で、少額の利用に留めておけばダイレクトワンは4,000円の返済から利用ができることとなります。

大きな金額を借りると返済の金額も大きくなるため、毎月に少しずつの返済でダイレクトワンのカードローンを利用をしたいのであれば、限度額を問わずに借りる金額を少なく抑えておくと良いです。限度額がいくらでも借りている金額が大きくならなければ約定返済金額も少なくなるので、余裕のある返済でダイレクトワンが利用できるのです。

借り入れ残高 約定返済金額
10万円以下 4,000円から
10万円超20万円以下 8,000円から
20万円超30万円以下 12,000円から
30万円超40万円以下
40万円超50万円以下 15,000円から
以降、残高10万円増加毎に返済金額が3,000円ずつ増加

毎月の約定返済は期日までに最低限の金額として入金をする必要がありますが、お金に余裕がある場合には前倒しでも金額を多めにしてでも返済が可能となっています。

例えば、ダイレクトワンでの借り入れが10万円以下の場合には約定返済金額が4,000円となっていますが、10,000円や20,000円の返済でも問題ありません。多めの入金を行っておくとその分だけ多くの借り入れ残高が減らせるようになり、次回返済時にかかる利息が少なくなります。

また、前倒しで返済を行う際には、返済期日の10日前からであれば入金が行えます。利息は借りている期間に対してかかるので、早めに返せるのであれば前倒しで返済を進めてしまうのも良いです。ただ、毎月の分割での返済となると一時的に早めに返済を行っても翌月もまた早くに返済をするといったことは難しいので、分割返済時にはそこまで気にしなくても良いでしょう。

返済方法は借り入れ時と同様

ダイレクトワンの返済はスルガ銀行の店頭窓口、銀行振り込み、提携ATMでの入金の何れかの方法で行います。借り入れ時と同様となり、提携ATM利用時には同じく手数料がかかるために注意が必要です。

返済時の余計な郵送物はない

ダイレクトワンの返済は様々な方法で行えますが、どの返済であっても希望をしない限りは郵送物の送付はありません。返済を行った明細を保管しておきたいといった場合には送付を希望することで郵送をしてもらえますが、希望をしなければ提携ATMでの返済であっても明細は郵送されません。

契約時に関してはカードの送付がありますが、以後に関しては返済をしっかりと行っている限りは基本的には余計な郵送物は届きません。内緒で借りたい方、余計な郵送物なくカードローンを利用したいと考える方にも、ダイレクトワンは安心ができます。

大手とは異なる審査基準とは言ってもスルガ銀行グループの中堅消費者金融であるため、信頼性が高いのも魅力です。店頭での手続きの場合に限られますが、近くに店舗がある地域であれば申し込み当日の最短即日融資も可能となるため、急ぎで借りたいときにも頼れます。

金利は上限だけで見れば他の消費者金融と比べると高いですが、審査基準や申し込み条件の面を見ても金利が高いデメリットを補うだけのメリットがダイレクトワンにはあります。過去の過払い請求などによって大手での利用が難しいと考えられる方は、ダイレクトワンでのカードローン利用を検討してみましょう。

店頭窓口での契約はその場でカードを受け取るため、基本的に後日の郵送物はありません。店舗が近くにある地域の方は、店頭窓口での契約も良いのです。

まずはクイック診断で確認を

上限金利が高く、過払い請求後でも申し込みが可能と大手とは異なるダイレクトワンですが、利用のための最低条件は満たさなければなりません。年齢や年収、他社での借り入れ状況は特に注意が必要で、申し込み前にはしっかりと確認をしておく必要があります。

ダイレクトワンでは年齢は20歳以上69歳以下、他社での借り入れは年収の3分の1までとなりますが、簡単に診断ができる「クイック診断」が公式サイト上には用意されています。年齢と年収と他社での借り入れ状況を入力するだけで利用が可能かの診断ができるので、まずは確認をしてから申し込みを進めると良いです。

クイック診断は審査とは異なるため、診断でOKだったからと言って審査でもOKになるとは限りません。ただ、診断結果がNGで審査がOKとなるのは難しいので、クイック診断は借りられるかの判断よりも申し込みが行えるかの判断に使うのが適しています。

時間もかからず、入力する項目は僅か4つだけです。なるべく早めにダイレクトワンでの手続きを進めたい方も手間をかけずに診断結果が確認できるので、まずは診断結果を確認してから申し込みを進めるようにしましょう。

最低限の利用条件を満たさない申し込みは無駄に終わるだけです。信用情報機関に余計な履歴を残すだけとなってしまうため、しっかりと確認をして申し込みを進めるようにしてください。

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