カードローンを利用するにあたって、意外と手続きが面倒だと感じる人もいます。担保や保証人不要で、即日審査、融資までできるサービスもありますが、審査に通らない可能性もあります。
比べると闇金融は、簡単にお金を貸してくれるイメージが強く、審査も無いようなものなので魅力的に感じてしまう人もいます。
しかし、簡単にお金を貸してくれるのには、相応の理由があるものです。何があっても、闇金融の利用だけはしてはいけません。利息だけの支払いで元金が全く減らない、利息すら払いきれず元金が増える一方になる、というような状況に陥るのは闇金融です。
普通のカードローンを選ぶためには、闇金融の見分け方を知っていればいいのですが、これはそれ程難しいことではありません。
まず、街中の電柱等に張り紙をしている金融は闇金融だと考えておきましょう。即日融資、すぐに借りられるなどの甘い言葉が記載されていますが、実際はそんなに甘いものではありません。そもそも電柱等の公共物に張り紙をする行為は、法律で禁じられています。
また、金利が異様に高い場合や、明確でない場合も、闇金融です。高金利の目安ですが、少量の借入れで年利20%を超える場合は、法律違反なので100%闇金融です。
なかには金利についての十分な説明もなく、10日以内に返済してくれれば利息は1万円でいいというような言い方をする業者もいます。10万円借入れして10日で利息1万円の場合、年利で計算すると365%の暴利になります。
知り合いからの紹介という形も闇金融によくあるパターンです。お金に困っていると知人に打ち明けると、実は相手も利用している金融会社があると、紹介された先が闇金融だったというケースです。
これで利用してしまうと、相談相手のメンツも考えてしまい、中々縁を切れなくなるというデメリットもあります。
闇金融の見分け方として自分では判断が難しい場合には、貸金業登録番号を調べれば確実です。貸金業を営むためには、カード会社は政府の許可を必要とします。営業許可が得られると、貸金業登録番号をもらえますが、これがあれば正規のカードローン会社であるという証拠になります。
闇金融では貸金業登録番号を発行してもらえないので、明示してなければ闇金融とみて間違いありません。ただし、中には架空の登録番号を提示している悪質な業者もあります。金融庁のサイトから、正規の貸金業者の一覧を調べられるので、不安であればここまで確認すれば安心です。