カードローンと言うと消費者金融や銀行のイメージが強いですが、信用金庫でもカードローンを取扱いしています。札幌信用金庫にはカードローンゆとりと、カードローン新ワイドの、2つのローンサービスがあります。
銀行や消費者金融でカードローンを組んだ場合と比べて、信用金庫のメリットは低金利な所です。その代り融資までには日数がかかる点や、会員にならなければ利用ができないとうデメリットもあります。
その代り、仮審査は店頭やFAXの他に、インターネットからでも行えます。本契約は店頭で行うようになりますが、先に仮審査の申込みを済ませておけば手続きがスムーズになります。
札幌信用金庫のカードローンゆとりは、金利面でも返済面でも利用がしやすいカードローンです。消費者金融と比べるとかなりの低金利で、9.8%しか利息がかかりません。さらに、札幌信用金庫の住宅ローンを利用中の場合は8.8%、札幌信用金庫取引先事業所に勤めている場合は9.3%に金利が下がります。
50万円までならパートやアルバイト、主婦や学生でも申込みが可能です。100万円コースからは安定した収入があれば申込みが可能で、300万円のコースについては住宅ローン利用や年収300万円以上あるなど条件が厳しくなっています。
カードローンゆとりは毎月の返済額もゆとりがあります。借入残高に応じて決まり、10万円以下なら3000円、30万円以下なら5000円、50万円以下なら1万円を、毎月10日に返済していきます。毎月の返済とは別に、信金ATMや窓口で、随時追加での返済も可能です。
カードローン新ワイドにはファーストコースとセカンドコースがあります。審査によって限度額も決まり、ファーストコースなら100万円、150万円、200万円のいずれか、セカンドコースなら50万円、100万円、150万円、200万円のいずれかの金額が適用されます。
新ワイドは低金利で、ファーストコースなら5.5%と、ゆとりよりも大幅に低い金利となります。セカンドコースでも10.5%なので、十分低金利で利用可能です。
新ワイドは毎月の返済額が多めな点には注意が必要です。ゆとりは借入残高に応じて返済額が決まりますが、新ワイドではコースの金額によって変わります。限度額50万円のコースでも毎月の返済額は15000円です。少額の利用であっても毎月の返済額が大きくなるので、ここは踏まえた上で利用を検討すべきです。
ただし、毎月の返済額が大きい程、最終的な支払い総額や利息も少なくなるので、返済額が大きいからといってそれがデメリットとは限りません。