家計簿をつけていてもいなくても、避けられない出費で赤字になることはあります。
そんな時は「結局家計簿を付けたとしてもお金は出て行くのだから仕方ない」という諦めの気持ちになってしまい、続かなくなってしまうこともあります。
不測の事態にも対応出来るようになれば、収支管理もまるでゲームのように楽しめるようになります。
好きなことには思いっきり使い、引き締めるべきところは引き締めて行きましょう。
【1】他の費目から振り替える
高いけどどうしても行きたかったプラチナチケットのコンサート。人生では、このチャンスは逃せない!という時もあるものです。そんな時は大いに楽しんで、そしてどのようリカバリー出来るか考えられるのも家計簿を付けるメリットです。
チケット代と飛行機代で、娯楽費の予算を半年分使ってしまった、この後同窓会もハーフマラソン大会の参加料もあるのに・・・。こんな時は、ほかの費目から流用できる分がないか考えましょう。
今月は自炊を頑張ったので食費が少し浮いている。
遠出が少なかったのでガソリン代が黒字になっている。
その分を各費目でマイナスにして、娯楽費に加えると赤字を圧縮できます。
働いて独り立ちしている方なら、どの費目でも所詮は自分のお金。
しばらくは粗食でも、自分の心はきっと満たされているはずです。
【2】今後、節約出来る部分がないか考える
半年分の娯楽費を使ってしまったのなら、この後半年の予定を考えてみましょう。
マラソン大会は練習不足もあるし今回は見送ろうかな?ということもエントリー前なら可能です。友達との集まりも自分の家に招待して宅飲みにすれば節約にもなりますし、あなたの評価も上がり一石二鳥となるかも知れません。
もっと根本的に固定費を減らすために、携帯電話のプランの見直しや、保険の内容の見直しもおすすめです。固定費はどうしても「出て行くもの」という気持ちになってしまいますが、固定費の洗い出しと見直しこそ、家計簿を付けるメリットです。
限られたお金の中で動こうとすることは、優先順位を付けて自分をコントロールすることに繋がります。楽しいことがあった時こそ、是非それを励みに頑張ってみてください。
【3】どうしても大きな出費の穴埋めが出来なかった時は
それでも埋まらないほどの出費だった時には、収入を増やすことも選択肢に含めてみましょう。
ボーナスが出ればそれで補填も出来ますが、現在はもらえるボーナスも今後までは保証してくれません。
本業で許される範囲での副業は、多少でも経験を積んでおくことで「いざ」という時の精神的な支えにもなります。
「クラウドソーシング」という言葉が浸透しつつありますが、パソコンがあれば単価は安くても収入が得られることも可能になっています。
主に記事作成やアンケート入力ですが、デザインソフトが使用出来たりこれまでの職務経験を活かせる仕事があれば単価アップも可能です。
許される環境であればトライしてみることで、副収入という新たなチャンスも生まれるでしょう。