仕事とお金

社会人ともなれば、どんな職種にせよ人間関係を円滑にする努力が要求されるものです。
そして、その為には多かれ少なかれ自身の財布や口座からの出費を伴わなくてはなりません。
当然、この事が悩みの種になっている人も少なくはないでしょう。
今回は、そんな努力をしながらもお金に気を遣う、頑張る社会人のためのアドバイスをいくつかご紹介していきたいと思います。

(1)日々の生活で節約をする。
上司や取引先の相手から食事や飲みの席に誘われるなどの機会があれば、
当然自分のしたい事よりも優先しなくてはならないのが社会人の辛さでもあり、責任感でもあります。
また、目上の人に対してばかりではなく同僚や部下とも職場外でコミュニケーションを取ることは、
人間関係を円滑にするという点から、仕事の一部と言っても過言ではない重要性があります。
しかし重要性や必要性があるということは分かっていても、
その資金となるお金がなければ誘いを受けることも誘うことも出来ません。
そんな残念な結果に悔しい思いをしない為にも、いざという時に遣えるお金を毎日小さな節約を繰り返すことで捻出していくと良いでしょう。
毎朝缶コーヒーを買う習慣があるのならば、自宅からコーヒーをタンブラーに容れて持ち歩くようにすれば、
それだけで月に2000円以上の節約になります。
また、時間がなかったり朝が弱かったりする人も昼食におにぎりを一つ作っていくだけで、
缶コーヒーと合わせて約5000円もの節約になるのです。

(2)タクシー移動を徒歩移動に変える。
仕事の都合で、短時間での移動を要求される場面では車を使う人も大勢います。
車内で書類の確認をしたりメールのチェックをしたり、取引先への戦略を一緒に行く仲間と練りながら移動したり、
空き時間を有効に活用したい人はタクシーを利用するのも一つの手です。
ですが、タクシーの料金はそんなに安くはありません。
移動の度に利用しているようでは、一回の料金は少なくても積み重なればとんでもない出費にもなり兼ねないものです。
ですから、移動はなるべく電車や自家用車もしくは会社名義の車を使用することをお薦めします。
移動の際にやらなくてはならない事がある場合は、誰かに運転をお願いしましょう。

(3)レシートは捨てないで取っておく。
仕事に必要な出費は、ある程度会社の経費として落とせるものです。
例えば、移動代や他会社との打ち合わせに掛かった場所代や飲食代も
経費で落とせるものに含まれます。
待遇の良い会社では、昼食代も会社側が負担してくれる場合もあるそうです。
自分の勤める会社が、どこまで経費として扱ってくれるか分からないという人も、
念の為にもレシートは捨てずに残しておいた方が、もしかしたら得をするかもしれません。
どちらにしても、一時的には自分の財布から支払いをする必要があるので
やはりある程度お金は余裕を持って所持しておきたいところではあります。

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