ワーキングマザーの節約「まとめ作り編」

働いているとどうしても時間的な制約から、外食やお惣菜に頼る日も出てきてしまいがちです。
帰りを待つ家族の夕飯の時間が遅くなってしまうため必要な場合もありますし、
働くうえでの必要経費という考え方も出来ますので、必ずしも悪いことではありません。
しかし、時間がある時にある程度の下ごしらえ&ストック料理を用意しておくと、帰ってからの食事の支度がグッとラクに、また早く完成することも可能です。

【1】サラダの野菜をあらかじめ切っておく
イメージとしてのサラダは、野菜を単に切って盛り付けるだけの感じもしますが、実際は洗った後水気を切ったり、食材によってはさっと湯通しした後冷蔵庫で冷やす時間も必要で、意外と手間がかかることもあります。
キャベツの千切りなどはあらかじめ用意して保存袋に入れておけば、帰ってお皿に盛りつけてミニトマトを添えれば1品完成です。
その際にはニンジンの千切りや玉ねぎを薄切りして水にさらしたものも一緒に入れておけば手の込んだ一品となります。
保存袋に入れる前によく水気を切っておくようにしましょう。
少ししんなりしてきたらお味噌汁やお好み焼きの具にしてもOKです。

【2】煮込み料理は数種類作っておく
煮物やカレー&シチューなど時間が経つほど味が染みて美味しい料理があります。
休日にまとめて作っておけば平日に帰ってすぐに食べられる料理があるだけで心強いものです。
筑前煮やかぼちゃの煮物など複数作ってタッパに入れておけば、お弁当のおかずにもなります。
カレーやシチューは続けて同じメニューはちょっと・・・という時にはカレーうどんにしたり、冷ご飯と残りカレーを混ぜてチーズを乗せて焼けばカレードリアの出来上がりです。
シチューも同様にマカロニグラタンにリメイクしたり、パスタと卵でカルボナーラにも変身します。
ひき肉が安い日には玉ねぎとニンジンのみじん切りとホールトマト缶詰にハーブなどのスパイスとコンソメを入れて炒め煮にすれば美味しい自家製ミートソースになります。
製氷皿に入れて冷凍すれば使いやすくなり、オムレツやピザの具にしたりとレパートリーも広がります。

【3】肉や魚は下処理が大事
スーパーでまとめ買いするのは、時間に余裕のある日にしたいものです。
魚は3枚におろしてしょう油とみりんを合わせたものに漬けておけば日持ちもしますし焼くだけで一品完成です。
肉は一口大に切り酒と塩をもみ込んで小分けにして袋に入れて冷凍すれば炒め物にも活躍します。
いずれもただ冷凍するよりは手間がかかりますが、その分平日の行程はラクになり味もアップしますので、是非お試しください。