クラウドソーシングって?

在宅ワークという言葉で何を連想されるでしょうか。
一昔前の内職と呼ばれる、自宅で行う手作業のイメージを持たれる方が多いかもしれません。
それらと同様に自宅で依頼された業務を行うことで報酬を得られるのがクラウドソーシングです。
しかし内職との違いは、それは基本的にはパソコンさえあれば他の道具が不要であること。
そして依頼者の顔も名前も知らなくてもその業務を行い、対価を得られることです。

【1】クライアントは、仲介会社を通じて報酬を支払う
やってもらいたい仕事がある人(クライアント)と仕事を請け負いたい人(在宅ワーカー)がいて初めて業務が成立しますが、個人の力ではその相手を探すには相当なエネルギーを消耗します。そしてインターネットを通じて打ち合わせを行い業務契約を取り交わし、そして報酬を受け取るということは対面より当然リスクは大きく、トラブルも心配です。
そこで両者の仲介をする会社が、クライアントから先に報酬の仮払いを受けたうえで受注者を募集するというシステムがクラウドソーシングでは取られています。
もちろん仲介会社への手数料は必要ですが、在宅ワーカーとしては「取りはぐれる」心配をせず仕事に専念出来ることが大きな安心感に繋がります。

【2】単発の仕事は『タスク』、『プロジェクト式』に選定されれば一層専門的な業務も
会員登録をしてログインすると、そこには求人情報一覧のように数多くの業務が並んでいます。
これまでの業務経験を活かしたシステム開発やホームページの作成、画像ソフトを使用したデザイン業務などに並んで、未経験者でも取り組みやすい単発の仕事『タスク』もあります。
簡単なアンケートに答えたりデータ入力や帳票の作成など、他にはブログの原稿を代行したりといったライティング業務が多くあります。
単価は数十円~数百円が主ですが、すきま時間を利用してまずはタスクから始めてみるとコツをつかむことが出来ます。
慣れてきたら他のワーカーと競合になりますが、クライアントに業務提案を行い先方に適任者を選んでもらう『プロジェクト式』に応募してみるのも良いでしょう。
より自分の特技を活かすことが出来ますし、報酬もタスクよりは高い傾向にあります。

【3】継続的に受注を得るためには実績と信用が大事
プロジェクト式で選ばれるためには、クラウドソーシングのみならずこれまで社会に出てどのような仕事に携わって来たかも重視されることがあります。そして受注を受けることでそれはサイトに実績として目に見える形で残るため、おのずと次の仕事にも繋がりやすくなります。
結局、実生活でもクラウドソーシングでも次の仕事に繋げるためには実績と信用が必要であるということに変わりはありません。まずは単価が安くてもコツコツと経験を積んでいけば、徐々に自分が得意とする仕事を任せてもらえるようになれるかもしれません。
是非、トライしてみてください。