家にあるものでおうちのトラブルを解決する方法

今は100円ショップやリーズナブルな家電製品のおかげで、便利な物があるとついつい買ってしまいたくなります。
でもそれ、本当に必要でしょうか?
数百円の品物かも知れませんが、もしかすると買わなくても解決できたかもしれません。

【1】乾燥
特に冬期間は暖房の影響もあって室内が乾燥しがちです。
極端に湿度が低いとインフルエンザなどの感染も体感温度も下がりますのである程度の湿度は保つ必要があります。
加湿器も良いのですがきちんと水を入れ替えてメンテナンスしなければ雑菌を含んだ蒸気が室内に広がることがあります。
また、フィルターなどの手入れを怠ると水道水のカルキが固まって機能が低下したりフィルターにほこりがたまったりしてきます。
日中家に誰かしら在宅しているということであれば効果的ですが、平日は家に帰って寝るだけ、在宅は主に休日だけということであれば、まとめて洗濯をして洗濯物を干すだけでも効果的です。
毛布やシーツ、バスタオルなどの大物を干しておけばひとり暮らしには十分でしょう。
加湿器を買う前に利用頻度や必要性など今一度検討しましょう。

【2】ガンコな汚れ
台所やお風呂、トイレに洗面所。それぞれに洗剤を取り揃えてブラシやスポンジも各自用意していてはお掃除グッズにも経費がかさんでしまいます。
まずは、掃除グッズとしてはメジャーな重曹。同じくクエン酸をご用意ください。
100円ショップに置いてあることも多いようです。
あとは古くなったタオルや肌着を適度な大きさに切ってストックしておきましょう。
同様に古歯ブラシも残しておけば使い捨て可能な掃除道具になります。
こするだけではなかなか落ちない汚れには、重曹を少量の水で溶いてペースト状にしたものを汚れ部分に塗ってください。
そしてクエン酸を水に溶かしたものをスプレーすると重曹と合わさり発泡します。
この泡が徐々に汚れを落としてくれますので何度か繰り返してみてください。
カップなどについた茶渋にもこの重曹とクエン酸は効果があります。
粉末状の重曹とクエン酸を入れたカップに熱湯を注ぐと勢いよく泡が出ます。
漂白剤でも落ちなかった汚れにも効果がありますので是非お試しください。

【3】浴室の鏡のくもり
なかなか落ちない浴室の鏡につくうろこ状の汚れにも、重曹とクエン酸をお試しください。
ただそれでも落ちにくいので鏡を傷つけないよう注意しながらこすってみてください。
ジーパンの切れ端など若干キメの粗い布の方が効果は出やすいようです。