勝手にお金が貯まる?意外な銀行口座活用法って?

お金を貯めたいけれど、ある程度の金額になると、つい使ってしまう。そんな経験はありませんか? それを防止する方法をお教えしましょう。

●別の口座に貯めていきましょう

生活費に使う口座にお金が貯まると、「少しくらいなら大丈夫」という気になってしまうので、なかなか貯められない原因になってしまいます。そこで、別の銀行口座に貯蓄するようにしましょう。

口座が別になっていると、わざわざお金を引き出しに行くのが面倒ですよね。それを逆手にとって、お金を引き出しにくくすることができます。

●さらに引き出しにくくするには?

ただ、ここまでは当たり前の方法です。「実際にやってはいるけれど、それでも引き出してしまう」という人には、さらに引き出しにくくする方法があります。

「キャッシュカードを作らない」ことです。または、持っているキャッシュカードを破棄することです。

そうすると、お金を引き出すには銀行窓口に行かなくてはなりません。コンビニATMで引き出すのと違い、銀行の窓口が開いている時間しか引き出しができません。しかも、預金引き出しの要旨を記入して、番号札を取って順番待ちです。これだけ面倒だと、そうそう貯蓄を取り崩してしまうこともないでしょう。

便利な世の中だからこそ、貯蓄がしにくくなっています。あえて不便にする工夫も大切ですよ。

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プロの投資術が私たちの生活にも使える!?

プロの投資家といわれても、私たち一般人には関係ない世界のようですね。けれども、彼らがあみだした投資方法には、私たちの生活にも役に立つ方法があるんです。今回は、そんな中から「ドルコスト平均法」を紹介します。

●ドルコスト平均法って、なに?

ドルコスト平均法は、「毎回決まった金額で、買える量だけ購入する」という投資方法で、主に、純金積立投資で使われているものです。株式投資のように倒産するとなくなってしまうようなものでなく、純金という「価値がゼロになることはない」とされているモノの取引に向いているものです。

●ガソリンの給油に使えます

私たちの生活でドルコスト平均法が活用できるのが、ガソリンです。ガソリンスタンドで給油するとき、「満タンにする」、「○○リットル入れる」ではなく、「△△円分、給油する」と節約できます。

「1回20リットル給油」と「1回3,000円分給油」で比べてみましょう。ガソリン価格は順に、160円、150円、140円、155円だったとすると、給油したガソリンの平均価格は次のようになります。

1回20リットル給油:151.25円
1回3,000円分給油:150.90円

●値段の差だけではない、そのメリットは?

この結果だけ見ると、「1円の差にもならないじゃないか」と思いますよね。けれども、ドルコスト平均法を使う本当のメリットは、「何も考えないで節約ができること」。

私たちには、今のガソリン価格が「上がった、下がった」はわかっても、「高い、安い」はなかなかわかりません。先のガソリン価格を予想して、「今はたくさん給油しよう」と考えるのは至難の業。

工夫をするだけで、何も考えないで手間をかけずに、ほんの少しでも節約できる。ドルコスト平均法は、そんな節約方法に使えるんです。

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病気でしばらく仕事ができない!そんなときは「傷病手当金」

日頃どんなに気をつけていても、絶対にケガをしない保証はありません。

小さなケガであればまだいいのですが、入院して仕事ができないなんていうことになると大変ですね。そんなときのために知っておきたいのが「傷病手当金」制度です。

●健康保険を持っていれば受給できる

ケガや病気で長期間仕事ができなくなってしまったとき、有給休暇のあるうちは大丈夫ですが、その後は収入がなくなってしまいます。ただでさえ治療で出費がかさむというのに、収入まで無くなってしまったら、ダブルパンチで家計は火の車になってしまいますよね。

そんなときに活用したいのが傷病手当金です。健康保険に加入していて条件を満たせば、仕事ができなくなる直前の収入の3分の2程度を受給することができます。なお、同じ理由で受給できるのは最長1年6か月です。

●受給するための条件は?

受給するための主な条件を簡単に説明しておきます。

まず、あるひとつのケガや病気が原因で4日以上出勤できておらず、無休であること(つまり、有給休暇を取っている間は受給できないということ)。そして、健康保険に加入していて、医師の診断書があることです。

実際には、ちゃんと保険料を支払っていることや任意継続被保険者でないことなど、いろいろな条件があるので、詳しくは加入している健康保険の事務所に問い合わせをして確認しておきましょう。

今は健康でもいつか役立つこともあるかもしれませんから、知っておいて損はないですよ。

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学資保険は特約を付けすぎずシンプルに

子供の学費は、想像以上に家計の負担になってしまいます。高校や大学に進学するときのために、学資保険に入ることを考えている人も多いのではないでしょうか。

家計が楽ではないのであれば、学資保険はシンプルな方がいいのは知っていましたか?

●学資保険に特約はいらない?

保険会社によって内容は違いますが、学資保険にはいろいろな特約を付けることができます。医療保険特約や傷害特約などがそうです。

ただ、住んでいる街によっては、乳幼児医療制度など、子供の医療費が安くて済むことがあります。また、親の名義で入っている生命保険や医療保険に、家族の入院や傷害についても補償する特約が付いていることもあります。

こういった場合などでは、不要な特約を付けていたり、二重で保険にかかっていることになってしまいますから、保険料のムダです。

●学資保険は貯蓄のために!

学資保険に限らず、ここ最近の保険は、素人にはまず理解できない複雑なものになっています。だからこそ、いざという時への備えは生命保険や医療保険で、学資保険はとにかく貯蓄性重視でと、目的をはっきりさせて加入することをおすすめします。

そのほうが、「実はあまり役に立たない保険」に知らないうちに入ってしまう心配もありません。「家計が大変だから、保険で備えたい」という気持ちもわかりますが、学資保険は将来の貯蓄のためと割り切った方がいいように思います。

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続けられる家計簿のつけ方

「家計簿をつけたいけれど、いつも続かない」。そんな悩みはありませんか?
節約してお金を貯めるために家計簿をつけるのは大切なことです。続けられない人はたくさんいますが、つけ方次第であなたにもできるはずですよ。

●完璧な家計簿ってなんだろう?

あなたは「何のために」家計簿をつけようと思いましたか?「節約してお金を貯めるため」で、「いつ、どこで、なにに、いくらお金を使ったのかを記録するため」ではありませんよね。

けれども、市販の家計簿を見ると、「食費、光熱費、交際費、被服費」などなど、たくさんの項目に分かれていて、どの項目に書いたらいいのか考えるのに一苦労です。だから、みんな家計簿が続かないのです。

●いろいろおまとめ、「簡単家計簿」

そこで、とにかく簡単な家計簿にしてみるのはどうでしょうか。まずは、「レシート1枚は、全て同じ項目に」する。これだけで一気につけやすくなります。

次に、使う項目を減らしましょう。「食費、日用品費、その他の費用」。これだけでOK!これ以外に節約したいと思っていること(被服費や外食費など)があれば、2つまでなら増やしてもいいでしょう。

どうして2つまでなのかと言うと、「簡単な家計簿にするため」と「一度に節約できるのは、多くても2つくらいだから」。

節約の道も一歩から。まずは1か月。続けられる簡単な家計簿をつけて、お金を貯められる暮らしを目指しましょう!

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