自重トレーニングって?ジム通いしなくても筋肉は付く!

健康志向が高まれば、ついつい高いウェアやシューズが欲しくなってしまうのではないでしょうか。
そしてジム通いを始めて会費を払えば強制的に運動も続けられるのでは、と考えてしまいがちですが、
結局は忙しく、少しでも元を取るためにシャワーだけ使いに行くようなことにもなりかねません。
わざわざジムでウェイトトレーニングしなくても、そして自宅でダンベルや器具を購入しなくても
筋肉トレーニングは十分に行えます。

【1】自重トレーニングとは?
ジチョウ、ではなくジジュウと呼ばれるこのトレーニングはまさに読んで字の如く、
自分自身の重さを負荷として行うトレーニングのことです。
言われてみれば、我が身の重さを持て余してダイエットやエクササイズを志すわけですから、わざわざお金を出して重い物を買ったり運んだりするよりもずっと合理的です。
もちろん、筋トレが進めば自重トレーニングが行き詰まる日が来るかもしれません。
その頃には運動の習慣はついていると想像できますので、その時こそジムの会費を支払う意義はあると言えるでしょう。

【2】鍛えたい筋肉を意識すること
例えば腕立て伏せにしても、ただ回数だけこなすことには意味がありません。
最初はすぐにへばってしまったとしても、自分が鍛えたい筋肉に効いているかを意識しながら動かすことが重要となります。
日頃運動をしていない人にとっては、一般的な腕立て伏せの姿勢では一度も出来ないかもしれません。
おススメはダイニングテーブルや会社の机に手をついて斜めになった姿勢での腕立て伏せです。
これだと負荷が少ないので、冷静に自分の筋肉のどの部分に働いているかを感じながら行うことが出来ます。
身体の角度や手の開き方を変えることで自分自身調整も行いやすいです。
慣れてきたら床に四つん這いになって行う腕立て伏せから、徐々に足を伸ばしていけるようになれるはずです。

【3】更に調整も可能
器具が不要のためどこでも行えるのが自重トレーニングのメリットでもありますが、
体重以上の負荷が掛けられないのがデメリットとも言われます。
しかし、やり方によっては体重以上の負荷を掛けることも可能です。
普通の腕立て伏せでは物足りなくなった時は、足を椅子や台の上に置いた上で行うのも良いでしょう。
また、手を置く位置によっても変わってきます。
腰側に近付くほど負荷が高くなりますので、トレーニングの進み具合に応じて変えて行くのも良いでしょう。
器具に頼らずに自分で自分の身体に働きかけられることで、少なくとも意識は確実に変わってきます。
無理をせずに少しずつ負荷を上げて行くことも、長続きのコツと言えるでしょう。

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