何歳からでも始められる!シニアもOKのアルバイトとは

高齢化社会と呼ばれて久しい昨今です。
年金の受給年齢の引き上げに伴い、老後資金の確保だけではなく、
第2の人生設計もこれまでの年代とは違う考え方が必要になってきそうです。
とはいえ、今は60代や70代もハツラツとしてとても元気で、隠居という言葉とは程遠い印象です。
シニアの就職事情もそのような時代背景を踏まえて変化しています。

【1】コンビニ、ファーストフードの店員
以前ニュースで、とあるファーストフード店では60代の店員さんが多く起用されており、
その落ち着いた対応に若いビジネスマンが癒しと安心を得ていると紹介されていました。
シニアは比較的、早起きが苦ではない方が多い年代でもあります。
早朝のコンビニや24時間営業のファミレスの早番などで重宝される可能性があります。
これまでに接客経験があればその技術を活かすこともきっと出来るはずです。
しかし、場所が変われば立場も変わります。
ポジションとしては高校生のアルバイトと同じであることを自分の中で納得させられて、
むしろ新鮮な気持ちで新たな環境を楽しみたいという気持ちを持てば、楽しくやり甲斐を持って働けるのではないでしょうか。

【2】調理補助
これまでの家事経験を活かして、レストランや回転寿司で洗い場や盛り付けなどを担当します。
立ち仕事で体力的に辛い部分があれば短時間パートとして無理なく勤務することも可能です。
子育ても終えたシニア世代はシフトに融通が利きやすいので喜ばれますし、勤務時間などの条件をクリアすれば、実務経験を経て調理師に挑戦する方もいるようです。
調理師免許を取得すれば、同じ補助業務でも手当がつく場合や、調理師としてステップアップするなど道も広がります。
いくつになっても学ぼうとする姿勢を持ち、活き活きと次のステージに進んで行くシニアが増えていることは若い人にとっても希望となります。

【3】保育士、幼稚園の先生
保育園だけではなく、小学校以降の学童保育指導員なども有資格者が好まれます。
資格は持っているけど結婚と同時に退職して・・・という方も、自分の子育てを終えた今だからこそ年長者として子供と関わることは、地域貢献にも繋がります。
様々な家庭環境の子供がいる中で、その親の相談相手になれるのはシニアの貫録があってこそです。また、若い先生の相談相手になり後進を育成する意味でもその役割は重要なものとなるでしょう。

実務経験の有無にかかわらず、これまで人生経験はどのような仕事でも必ず活かされるはずです。
ただし、いきなりフルタイムでというのも心配です。
まずは短時間から始めてみてはいかがでしょうか。
お金だけではない価値をきっと感じられると思います。

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