突然、物入りになった時のために。隠し財産の作り方。

きちんと計画的に使っていたはずなのに、突然の家電の故障や冠婚葬祭。
かと思えば車検の時期が来るまで忘れていたり、固定資産税などの税金も納期が毎月ではないのでついつい頭から離れてしまいがちです。
もちろん年間計画を立ててその都度用意できればそれに越したことはありません。
でも、なかなか難しいところでもあります。
そこで「もしものために」あらかじめ用意された予備費的な隠し財産があれば、精神的にとても楽になれます。ご家庭に応じたパターンで用意しておくと良いでしょう。

【1】意外な効能、小銭貯金
子供の頃、親が空き缶やビンに小銭を入れていたご家庭、ありませんか?
たかが1円、されど1円です。ただ、週に1回財布に残った小銭を入れるだけでは、さすがに隠し財産とまではいきません。
ある程度の額を貯めることを考えるなら、おすすめは毎日帰宅したら財布の小銭を全て出すことです。ご家族がいれば何か共通の目的を持って協力し合うのも良いでしょう。
そうして日々清算して財布の中身を一定にする習慣が身に付けば、お金の使い方にも変化が出て意識も変わってきますので一石二鳥です。
貯まったら銀行に持ち込み預金すれば、困った時の隠し財産の完成です。

【2】臨時収入専用口座
友達から行こうと思っていた焼肉屋の割引券をもらったり、若い方なら実家に帰省した時にちょっとお小遣いをもらう、なんてこともあるかもしれません。
こういうお金を、プチ贅沢して使ってしまうのももちろん間違ってはいません。
でも、日々の生活で気付けばどこかに吸収されてしまった、ではちょっと寂しい気もします。
そこで、このような臨時収入を入れておく専用の口座を用意しては如何でしょうか。
休眠している口座でも良いですし、コンビニで引き出し可能なネット銀行なども使い勝手が良いでしょう。
割引等で得した時には、その分を口座に入金します。
ある程度貯まった頃に本当に欲しい物が見つかったらそれを買うのも良いでしょう。

【3】家賃専用口座に多めに入れておく
住宅ローンやアパートの家賃などは、引き落としにならなかった際に様々な不都合が出てきますので、どれだけ苦しい月でもこれだけは欠かせない、という状況ではないかと思います。
そんな時に、ピッタリの額を用意するのではなく、千円単位の端数を切り上げて万単位で用意しておきます。
そうして毎月、最初からその金額と思って用意しておくと、気付けば口座にお金が貯まっていきます。
引き出しても良いですが、むしろ残しておくことで、苦しい月でも住居費の心配をしなくても良いという精神的な安定を生みます。
毎月のことですので貯まりやすいのでお勧めですよ。

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