地方にとっては必需品。車費、どうやって節約する?

雑誌の節約に関するコーナーを読んでも、車は持っているだけで経費がかさむので、
出来れば手放した方が良い。公共交通機関を利用したり手放して時々タクシーを使用した方が安上がりである、という見方が多いです。
車を贅沢品と考えるならそれも一理ありますが、地方に住んでいれば交通の便も悪く、
子供の塾や習い事の送り迎えを考えても必要に迫られて1台、又は2台お持ちのご家庭も多いかと思います。
とはいえ、ガソリン代の高騰もあり家計を圧迫していることも事実。
いかに車に係る経費を減らせるか考えてみることも必要かも知れません。

【1】どこで給油するか
自宅や勤務先の近くなど、利用しやすいガソリンスタンドがあるかと思いますが、ポイントなどは活用しているでしょうか。ENEOSはTポイントを貯めることが出来ますので他店でも利用可能です。また、楽天ポイント加盟店でもありますので楽天カードをお持ちの方であればクレジット決済するとポイントが2倍になります。コスモ石油は『コスモ・ザ・カード・オーパス』でイオンのときめきポイントを貯めることが出来ます。WAONポイントに交換することも出来ますので、電子マネーにへそくり気分で貯めておくのも手ですね。
また、これまでセルフ給油の経験がない方も、スタッフ給油よりも安く思ったより簡単ですので是非チャレンジしてみてください。空いてる時間帯を狙って、経験のあるお友達に付き合ってもらうと落ち着いて行えると思います。

【2】保険を見直す
一度加入したらそのままにしがちなのが自動車保険。
無事故のまま年齢を重ねると年々安くなる傾向がありますので、まずは安全運転を心掛けることが何よりの節約です。見直し時期には証書をよく見て不要な部分についてはカットしましょう。運転者が限られているのであれば補償対象を本人のみにすることで保険料が下がる可能性があります。また運転者の年齢を制限することで安くなる場合もありますので確認してみましょう。
主に通勤や近くの買い物のみであれば距離や用途に応じて保険料が変わるケースもあります。
ゴールド免許の割引がある場合もありますので、状況が変われば確認してみると良いでしょう。
補償を減らす時には、事故を起こしてしまった時のことを考えることも必要です。
ある程度の利用年数があれば車両本体の補償は外すという選択肢もありますが、対人及び対物については、万が一に備えてきちんと掛けておくことをおすすめします。

【3】利用頻度を見直す
確かに車は便利で必要な場合もありますが、ちょっとそこまで・・・なのに車に乗っていることはないでしょうか。エンジン始動の時に燃料は多く消費します。
近場で足代わりに使うことで、ガソリンはその距離以上に消費しているのです。
買い物に行く時にも、重い物を買う予定がある時は車、ちょっと買い足し程度なら徒歩又は自転車。などというように使い分けるだけでも日々の積み重ねでその効果は大きくなります。
あらかじめ1週間のスケジュールを決めておき、車に乗る予定の日に車が必要な用事を集中させてみてはいかがでしょうか。効率的に回ることで時間も燃料代も節約になります。

続きを読む

大型出費にいつも泣かされる・・・備えるために大切なこと

家計簿をきちんと付けてお金は給料日に袋分け。
底値リストも用意して近隣のスーパーを3件はしご、と徹底した節約生活を続けているのに毎月家計はカツカツ。
なんだか気持ちも疲れてしまっている所に冠婚葬祭や帰省、学校行事や部活動で大きな出費が続いてあっという間に赤字・・・。
報われない気持ちになってしまっていないでしょうか。
これは毎月の家計管理よりも、年単位でライフイベントを把握することと大型出費に備えた積立をすることで解決しそうです。

【1】ライフイベント表を作成する
長男の中学入学、車検、家族旅行や両親の金婚式祝いなど、その年で予測できる大型出費をまずは洗い出すことから始めましょう。
その上で毎月の家計管理の中で節約できる部分がないか併せて見直すことで1年間の必要経費の総枠を考えることが出来ます。
家族の増減や子供の成長により必要経費は変わってきます。
そもそも毎月赤字が続くということであれば、それは予算が現状と一致していないということにもなります。
大きな支出を把握していることで、これからの見通しが立ちますので落ち着いた気持ちで乗り越えることが出来るでしょう。

【2】税金も忘れずに
住民税や自動車税など毎年のことなのに税金だから仕方ない、振込用紙が来たら払うだけ。
と思われるかもしれませんが、金額としては安くはありません。
昨年の実績で見込みを出しておいて出来れば月々の給料から少しずつ残しておくと、ボーナスや貯金を取り崩すことなく用意できます。
残業が続いて手当が多く出た月や、黒字だった月などには率先してこれらのためにお金を残しておくと、生活に大きな波を立てず過ごすことが出来ます。
そうなると誕生日やクリスマスなどのイベントのある月には少し奮発するなど、メリハリのついた支出が出来るようになるでしょう。

【3】役割に合わせた『新札貯金』『電子マネー貯金』もアリ
冠婚葬祭は予測できないことも多いものです。ATMでの現金引き出しやおつりを貰った時などに新札が手に入った際は、封筒などに残しておくと立派な積立金になります。とはいえ弔事には新札はふさわしくありませんので、手持ちの古札と交換するか二つに折って使用するようにしましょう。
また、ちょっとした臨時収入が入ったけれどいつの間にか使ってしまったみたい・・・ということもあるのではないでしょうか。
よく行くコンビニや地下鉄などで利用電子マネーにチャージしてしまうという手もあります。
現金で持っているよりも利用に制限はかかりますが、困った時の備えとしては大きな力を発揮します。
今はコンビニでもそれほど割高感なく日用品や食材を購入できます。
給料日前のちょっと厳しい時などに入っていると安心感が増しますので、少しずつでも始めてみてください。

続きを読む

家計簿を付けて頑張ってもどうしても赤字!な時のリカバリー法

家計簿をつけていてもいなくても、避けられない出費で赤字になることはあります。
そんな時は「結局家計簿を付けたとしてもお金は出て行くのだから仕方ない」という諦めの気持ちになってしまい、続かなくなってしまうこともあります。
不測の事態にも対応出来るようになれば、収支管理もまるでゲームのように楽しめるようになります。
好きなことには思いっきり使い、引き締めるべきところは引き締めて行きましょう。

【1】他の費目から振り替える
高いけどどうしても行きたかったプラチナチケットのコンサート。人生では、このチャンスは逃せない!という時もあるものです。そんな時は大いに楽しんで、そしてどのようリカバリー出来るか考えられるのも家計簿を付けるメリットです。
チケット代と飛行機代で、娯楽費の予算を半年分使ってしまった、この後同窓会もハーフマラソン大会の参加料もあるのに・・・。こんな時は、ほかの費目から流用できる分がないか考えましょう。
今月は自炊を頑張ったので食費が少し浮いている。
遠出が少なかったのでガソリン代が黒字になっている。
その分を各費目でマイナスにして、娯楽費に加えると赤字を圧縮できます。
働いて独り立ちしている方なら、どの費目でも所詮は自分のお金。
しばらくは粗食でも、自分の心はきっと満たされているはずです。

【2】今後、節約出来る部分がないか考える
半年分の娯楽費を使ってしまったのなら、この後半年の予定を考えてみましょう。
マラソン大会は練習不足もあるし今回は見送ろうかな?ということもエントリー前なら可能です。友達との集まりも自分の家に招待して宅飲みにすれば節約にもなりますし、あなたの評価も上がり一石二鳥となるかも知れません。
もっと根本的に固定費を減らすために、携帯電話のプランの見直しや、保険の内容の見直しもおすすめです。固定費はどうしても「出て行くもの」という気持ちになってしまいますが、固定費の洗い出しと見直しこそ、家計簿を付けるメリットです。
限られたお金の中で動こうとすることは、優先順位を付けて自分をコントロールすることに繋がります。楽しいことがあった時こそ、是非それを励みに頑張ってみてください。

【3】どうしても大きな出費の穴埋めが出来なかった時は
それでも埋まらないほどの出費だった時には、収入を増やすことも選択肢に含めてみましょう。
ボーナスが出ればそれで補填も出来ますが、現在はもらえるボーナスも今後までは保証してくれません。
本業で許される範囲での副業は、多少でも経験を積んでおくことで「いざ」という時の精神的な支えにもなります。
「クラウドソーシング」という言葉が浸透しつつありますが、パソコンがあれば単価は安くても収入が得られることも可能になっています。
主に記事作成やアンケート入力ですが、デザインソフトが使用出来たりこれまでの職務経験を活かせる仕事があれば単価アップも可能です。
許される環境であればトライしてみることで、副収入という新たなチャンスも生まれるでしょう。

続きを読む

残業代、ちゃんと出てますか?給与明細のココに注目!

ブラック企業やブラックバイトという言葉が聞かれるようになって久しいですが、仮に自分の勤務する会社にその気配を感じても、強気に転職と言えるほど雇用情勢は良くありません。
しかも、長く勤めていればいるほど、お互い暗黙の了解のようになり口にしづらい雰囲気になってしまいがちです。
少なくとも毎月もらう給与明細にはきちんと目を通し、何か機会があれば質問できるよう心の準備はしておきましょう。

【1】割増賃金の計算とは
労働基準法では、労働時間は「1日8時間」まで、というのがまずは基本姿勢です。
その8時間を超えて働かせることとなった日については、超えた時間分について「元々の時間給+25%割増分」を支払うこととされています。
しかし会社によっては、そもそも1日の労働時間が『7時間』や『7.5時間』と定められている場合もあります。
この時は仮に残業があったとしても、8時間までは25%の割増分を支払う必要はありません。
ですが、当然超過労働分の時給換算分を支払う必要はあります。

【2】月給制の正社員は要注意
今は正社員よりも有期雇用や時給制の非正規職員が増えていることが社会問題にもなっています。
雇用が安定しないことでライフプランを立てにくくなることや、特に男性は結婚をして家族を持つことに不安を抱くことも多いようです。
ただし、割増賃金という面だけ見れば、時間で拘束されている時給制の従業員であれば賃金を支払わざるをえないのが実情です。
しかし長年勤務している月給制の正社員に対しては、残業が常態化していればその勤務時間を管理して超過分を支払うというところに至っていない会社もあるのではないでしょうか。
もちろん労働基準法違反ではありますが、従業員側としても長く勤める会社を離れる覚悟がなければ言い出せないという部分もあるかもしれません。
いずれにせよ、経営者と従業員、双方は対等であり納得して勤務できることが必要です。
繁忙期などはあらかじめ相談の機会を設けるなど風通しの良い職場にすることが解決の糸口と言えるでしょう。

【3】業務手当などの「みなし手当」に注意
会社によっては基本給の他に様々な諸手当がついている場合があります。
例えば「みなし残業手当」「業務手当」などの名目であらかじめ残業を見越して割増賃金に相当する手当を支払っているので別途残業代を支払う必要はないと主張する経営者もいます。
しかしその場合は、「○○手当は○時間分の残業手当分とする」と明確にしなければならず、当然従業員に対して周知されている必要があります。
もちろん、不足分については追給することになります。
みなし手当はを採用している企業は増えているようですので、自分の残業の実態とかけ離れていないか、是非確認をしてみてください。

続きを読む

あなたのポイントカード、使える?使えない?

「ポイントカード、お作りしましょうか?」「じゃあ、お願いします」この繰り返しで、あなたの財布、パンパンになってませんか?ポイントカードを有効活用する秘訣は、今はやりの「断捨離」。そう。使えないポイントカードを捨てることです。

●使えないポイントカードって?

使えないポイントカードの特徴は、この3つ。

還元率が低い・有効期限が短い・あまり行かない

ただ、Tポイント、PONTA、nanacoなどのように、還元率が低いけれども使えるお店が多いポイントカードは、持っておいて損はないでしょう。

次に、どうしてわざわざ捨てるのか、「あまり行かないお店のポイントカード」を例にお話ししましょう。

●どうして捨てないといけないの?

「あまり行かないお店のポイントカードでも、いつかは行くはずだから…」そう思ったアナタ。お店の「思うツボ」ですよ!

「ポイントカードを作る=得なら作っておこう」そんな気持ちがいつしか、「ポイントを貯めなきゃ、損だ」に変わってしまいます。そして偶然、そのお店の近くを通りかかったときに、特に用もないのに買い物をしてしまうんです。

こんな風に「つい買ってしまう」気持ちを利用しようと、多くの店がポイントカードを作っているんです。

ポイントカードに振りまわされないで、自分のペースで買い物をする。そのためにも定期的に整理して、使えないポイントカードは、すぐ処分してしまいましょう。

続きを読む